内山さんはいつもミクロネシア連邦東京の大きな見方です。
ジョンフリッツ大使とヤップ観光大使の石橋奈美さん。石橋さんは世界ふしぎ発見のミステリーハンターとしてヤップへ行き、そこで出会ったダイビングショップのオーナーの方とご結婚。現在はミクロネシア連邦と日本の民間大使になってくださっています。石橋さんありがとう。
グラント イスマエルさん。コスラエの編み物を教えて人気ものでした。
こちらはヤップのあみもの。
日本ですっかり定着した人気の博覧会、世界旅行博2009(JATA)が今年も東京ビックサイトで開催され、ミクロネシア連邦も出展いたしました。 9月18日は出展国関係や企業、それに旅行業、報道関係の方々に、19日(土)〜20日( 日)には一般公開され、約12万人の方々がお見えになりました。
各州の観光局、連邦政府資源開発省の職員、また現地のダイビングショップ関係者も一同に来日し、交代でブースに立ちました。前述したようにミクロネシア連邦はチューク、ヤップ、コスラエ、ポンペイという4つの州から成り立っています。美しい海と花と緑に満ち、多様な伝統文化が織りなす魅力にあふれた国です。日本南洋庁の時代から戦後の米国信託統治に至り、共通語は英語となりましたが、1979年までは伝統的首長のもとに、それぞれ言葉も違う異なる集合体でありました。以後1986年に独立宣言。信託統治領から抜け出して、米国とは自由連合協定という新たな関係が始まっています。このようにまだ若い国であるがゆえ、国民意識の一体化がゆっくりなのも事実です。日本の方々にも、トラック諸島(現在のチューク州)、ポナペ島(現在のポンペイ州)といった単体の呼び名で記憶されている事の方がまだ多い感じであります。
礼儀正しい国民性はこの複雑な異文化のたまものでもありますが、一つの国としての印象が薄いため”レインボーネシアという国を知っていますか”というキャッチフレーズをJATAブースで打ち出したところ、先日のプレスコンフェレンスに続き大きな反響を頂きました。今年はじめ、FSMをもっと知っていただく為のチームを発足しましたが、その際、虹がいっぱい出る美しく幸せな国のプロジェクトという意味をこめ、レインボーネシア プロジェクトと名付けました。
ミクロネシア連邦は英語名をFederated States of Micronesiaといいます。一般的にはFSMと呼ばれています。日本ではミクロネシア連邦、英語ではFSM、トラックという呼び名は今は無くなってチューク(昔はこう呼ばれていました)、ポナペもやっぱりもとの呼び名のポンペイにもどってよくイタリアのそれと混同されています。名前だけでもほんとうに複雑ですが、たくさんの感動に満ちているのがこの国の最大の魅力となっているのです。たくさんの方にこの国に行っていただいてその感動を一緒に味わっていのちのリチャージをしていただけたなら幸いです。
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