柔道接骨師会の方々のご来館

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東京都柔道接骨師会が普及に努めている柔道整復術とは、WHOなど国際的にも認知されている整復術の伝統治療法です。慢性的な医療設備不足に悩むミクロネシア連邦でも、打撲や脱臼骨折などの多い我が国において、とても有効的な治療法として強い関心と期待を寄せています。

また毎年講道館ではミクロネシア連邦国友好杯が東京都接骨師会の主催で開催されますが、ミクロネシア連邦ヤップ州からの留学生も出場した事があり、本人にもこの事を知る国民にも、とても印象深い出来事になりました。

またフリッツ大使夫妻の出身校の東海大学に、幅広い年代を対象にさまざまな講座を開設している望星学塾という学校があり、その中に外国語で柔道の普及活動などもしている 松前柔道塾という部門があります。ミクロネシア連邦国友好杯ではこの柔道塾が2年連続優勝を果たしています。歴代の大使が優勝杯を 授与するお役目をさせていただいているのですが、昨年はジョン フリッツ大使が、母校に優勝カップを渡す事ができ、嬉しい思い出となりました。松前柔道塾の団長をされているのは、東海大学体育学部教授の橋本敏明先生で、2010年2月にミクロネシア連邦経由太平洋の旅へ出航する海洋学部研修船『望星丸』の団長でいらっしゃいます。橋本先生は柔道にも貢献されており、何か深いご縁を感じております。ミクロネシア連邦の若者のあこがれのスポーツでもある柔道のますますの発展と、待ち望まれる伝統整復術の普及をこころよりお祈り申し上げております。

柔道整復術

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