ミクロネシア連邦の美しい写真と文章でおなじみのMASA MICHISHIRO(道城征央)氏が、 現在発売中の『週間新潮12月10日号』でジープ島と富士川丸の紹介をされています。
ミクロネシア連邦チューク州にある魅力いっぱいの小島『ジープ島』は、近年特に大変な人気を誇っています。今年2月フジTVの双方向番組として放映された『世界の絶景百選』では視聴者投票において、瞬間的に第一位をマークしました。この番組でジープ島をリポートして下さった元大リーガーの新庄剛志さんも、幾重にもかかった虹を見てとても感激して下さいました。ジープ島という名前は、この島を開発し現地でがんばっている吉田さんが、以前チューク州の呼び名であったトラックからヒントを得て、名付けたのだそうです。ある時、自動車のジープの発売元であるクライスラーから連絡があり、”(自動車の)ジープのイメージが上がった。感謝しています”、というお言葉をいただいたというエピソードもあります。宿泊できるバンガローは二棟あり、船が着くと島のアイドルであるワンちゃんが出迎えてくれます。周りには美しいチュークの海が広がっており、たくさんの魚や亀、そして人なつこいイルカたちも遊びにやってきます。二重の虹はあたりまえ、3重4重、また海上には180度の半円形の虹もよく出て、おとずれた人々を魅了しています。数本生えているヤシの木の一本には、特別なパワーを感じる人もおり、最近ではそれを目的にやって来る方もいるようです。夜には太平洋上の満点星が望めます。星空を見ながらハンモックで寝るのは最高の贅沢とも言われています。カメラマンであり旅行作家でもある道城さんは、以前よりこのジープ島に魅せられ、度々訪れては素晴らしい写真をお撮りになっています。最近撮られたイルカの写真は彼の愛情が感じられ、すてきな作品となっています。チャンスがあれば是非ご覧になって下さい。