国立青少年教育振興機構主催の『ミクロネシア諸島自然体験交流2015』で、ミクロネシア連邦の4州から子どもたちが来日しました。別会場で大使館の仕事内容や役割を学んだ後、大使館に移動して各州ごとに記念写真を撮りました。
今年は国立オリンピック記念青少年総合センター50周年の節目で、例年よりも人数が増えました。約10日間の研修では、同世代との交流、国会議事堂・皇居の見学、宮城・福島・静岡に分かれてのホームステイなど、さまざまな体験をします。
日本の皆様への感謝のメッセージ
駐日ミクロネシア連邦大使館
2015年3月29日にチューク州、4月1日にヤップ州を台風4号 (Maysak) が直撃し、チューク州は3月30日に、ヤップ州は4月1日に非常事態宣言を発令いたしました。この情報が流れてから,当大使館に皆様から心温まるお言葉やご心配のメッセージが沢山届きました。 台風メイサークの被害は607の小さな島々から成り立つミクロネシア連邦にとって、大きなダメージとなり、被害当初は水、避難先等の緊急支援から、次の段階の農作物の育成や供給等の長い期間の復興を余儀なくされています。
この災害に対し、日本からの温かい思いやりといたわりのメッセージ、救援物資を現地に持参されたり、送ってくださった方々、義援金での応援、街頭に出て募金活動をしてくださった方々、色々な形で直接または間接的に支援してくださっている皆様に心からの感謝と友情の御礼を申し上げます。
6月15日現在、義援金口座には5,170 831円のお振込みがありました。この口座は6月末を持って一時閉め、島民の復興に役立たせていただきます。
本来ならば、お一人お一人に御礼を申し上げるところですが、この書面にて御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
ジョン フリッツ
ミクロネシア連邦大使館
学習院女子大学の特別講師として『ミクロネシア連邦と日本の関係』というテーマで講義をしました。2010年、2011年にも講義をさせていただき、今回が3回目です。
この90分間の授業を通して、ミクロネシア連邦と日本の深いつながりを知ってくだされば大変嬉しく思います。貴重な機会を作ってくださった阿曽村先生に心より御礼申し上げます。
2015年5月22・23日、『第7回 太平洋・島サミット(PALM7)』が福島県いわき市で開催されました。この島サミットは太平洋諸国が抱える問題について話し合う首脳会議で、1997年から3年に一度、日本で開催されています。
ミクロネシア連邦からは、ピーター・クリスチャン大統領一行が参加しました。ピーター・クリスチャン大統領は5月11日に就任したばかりです。就任後10日あまりで初の海外公務となりました。
開催期間中には、津波の被害にあった地を訪れ、安倍首相夫妻や太平洋島嶼国の各国大統領などが黙祷・献花を捧げました。
※『第7回 太平洋・島サミット(PALM7)』詳細(外務省HP)→ http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page22_001669.html
文部科学省と国立青少年教育振興機構の皆様が来館し、今年度の『ミクロネシア諸島自然交流体験事業』について協議しました。『ミクロネシア諸島自然交流体験事業』は、お蔭様で今年14回目を迎えます。ちょうど今年が、国立オリンピック記念青少年総合センター50周年の節目の年ということで、ミクロネシア連邦から来日する子供たちが各州15名(総勢60名)とシャペロン12名になります。
(※ミクロネシアから日本へは6月に、日本からミクロネシアへは7月にそれぞれ派遣予定。)次の世代を担う子供たちが、互いの国で共に遊び、共に学ぶ貴重な体験を通して、ミクロネシア連邦と日本との更なる交流に貢献してくれることを切に願います。