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野外会場風景
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草柳卓江. 岡野光利市長. 坂口マドカ
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前市議会議長斉藤昌平氏 岡野光利市長 斉藤秀平君
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斉藤秀平君御両親とお爺様
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書道家 玉心会主宰 吉田玉雲先生 ご夫妻
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5月22日、群馬県の富岡市国際交流会が主催した、第二回国際交流まつりが、富岡市生涯学習センターにて開催されました。
ミクロネシア連邦大使館もお招きを受け、小中学生交流絵画展として富岡市の子供達と、チューク州ウエノ島にあるベレアクリスチャンスクール初等科の子供達の絵画が展示されました。
外は途中からあいにくの雨となりましたが、屋内に逃げ込んだ人々も含め、多くの方々に見ていただく事ができました。同じ場所ではインドネシアの舞踊が披露され、またバルーンアートの風船を追いかける子供達の笑い声が満ち、楽しい会場となりました。
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学習センター前には国際部やボランティアの方々の協力で、野外ブースが設営されました。ミクロネシア連邦もおなじみのポナペペッパーをはじめ、民芸品、花のエキスの入った天然オイル、海綿、書籍などの販売をした他、日本との絆を深める事を目的としたレインボーネシアプロジェクトと 、各州の観光パンフレットなどを配布させていただきました。モニターで放映していた現地の映像にご興味を持たれた方からは、色々なご質問をいただきました。トラック島(現チューク州)をご存知の方でも、残念ながらミクロネシア連邦という国名を知る方はなく、早く日本の皆さんに、日本とミクロネシア連邦はとても近しい間柄だという事を知っていただく為、レインボーネシアプロジェクトをがんばろうと、元気の出た良い日となりました。
我々の他にも、インドネシア、フィリピン、ネイティブ英語教師グループなどの国際色豊かなお店が並び、JAが採れたて野菜を破格値で販売するなど、地元からのブースもうまく調和して、週末を楽しむ人々でにぎわいを見せていました。ミクロネシア連邦のブースには、岡野光利市長、前市議会議長斉藤昌平氏やご家族をはじめ、多くの方々にご訪問いただき、応援のお言葉や、差し入れなども頂戴致しました。
富岡市は首都圏より約100キロ、群馬県の南西に位置し、日本百景にも選ばれた日本三大奇勝のひとつ妙義山の下、地震災害も起こりにくく、年間200日近くもの晴天に恵まれる気候と、多様な作物の収穫を可能とする豊かな土壌を有したエリアです。また江戸初期より七日市藩が置かれた事で、早くから路地裏や横丁など、町形成が発達し、人情味のある気質に加え、電気器具、食品加工、輸送機器などの産業も発達し、とても住み易い都市となっているようです。
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人口で言えば約5万人と、ポンペイとほぼ同じ規模ながら、早くから養蚕が盛んであったこの地に、明治政府がフランスから技術者を招聘して設立した製糸場を、世界遺産に登録しようという活動から、富岡市は近年富みに注目されるようになりました。
その富岡製糸場は、後の国内における製糸工場発展の礎として、近代産業の先駆的役割を果たし、同時に日本の東西交易参画の幕開けとなった場所として有名ですが、明治初期から実に1980年代 後半まで稼働していた事は、あまり知られていないようです。
もう稼働しない事が不思議なくらい、手入れされた状態の機械が、ほの暗い工場の奥深くまで長く続く様は美しく実に圧巻です。
来日したフランス人技師らの指導の下、地元で採れる土のやや白みを帯びたレンガで作られた工場はまた、ノスタルジックな景観に溢れ、上毛の日光と唱われ国重要文化財にもなっている妙義神社と並び、内外から多くの観光客が訪れる場所でもあります。
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歴史的な背景に加え、昨今では100人辺りに1人と、外国人の割合が増加している事からも、富岡市国際交協会(Tomioka International Exchange Association 今井秀典会長)の皆さんの活動は多岐に渡っています。
ミクロネシア杯ゴルフ大会など通じ、以前より地元のみなさまとの交流を育んで参りましたが、ジョンフリッツ大使のもと、ミクロネシア連邦と富岡市のみなさまとの間に、更なる友情の輪が広がって行きます事を心より期待しております。
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追記
参加にあたりお骨折り頂いた津金澤久仁子さん、TIAの皆様、湘南工科大学情報工学科の斉藤秀平君に心より御礼致します。
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製糸の街らしく繭(まゆ)をイメージした葛菓子