PALM Ministerial Interim Meeting 2010年10月16日

去る10月16日、飯倉公館にて開かれた太平洋・島サミット中間閣僚会合に我が国からローリンロバート外務大臣が出席いたしました。

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JATA世界旅行博に参加 !

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9月24日からの三日間、東京ビックサイトで開催されたJATA世界旅行博覧会に、今年もミクロネシア連邦が参加致しました。
前日の23日、成田空港出発ロビーでダイナミックなパフォーマンスを披露したコスラエダンシングチームが、ここでも大活躍!(9月26日の『大使の日記』をご覧下さい!)
世界中のパフォーマンスが行われる中、あちこちから人が集まり、大きな拍手をいただきました。空港と同じくダンサーズとの写真撮影タイムでは、多くの方々が列をつくり、笑い声があふれ楽しい時間が流れました。
各州の観光局職員やJICA(日本国際協力機構)の現地職員、大使館職員、いつもお手伝い下さるボランティアの皆さんとレインボーネシアプロジェクトチームが一丸となり、ミクロネシア連邦の宣伝につとめました。
2011年5月、日本のODAによりポンペイ国際空港の延長工事が完了します。
まっすぐ飛べばグアムより少し遠いだけなのに(ポンペイまで約3665Km)、グアムで6時間から一泊かけて乗り継ぎをしないと、たどり着けない『近くて遠い国』ミクロネシア連邦。
滑走路の距離が足りない事が大きな障害となり、直行便を飛ばす事ができないまま両国の国交は続いて参りました。
初代大統領トシオナカヤマも、現在の第七代大統領エマニュエルモリも、現ジョンフリッツ大使夫妻も日系人であり、5人に一人が日系人の国ミクロネシア連邦。
工事の完成は両国にとって実に長きに渡り切望してきた、いわば夢の架け橋の実現とも言える素晴らしい援助となりました。長い日本時代から現在まで、国まるごとが親日家のようなミクロネシア連邦の国民にとって、この工事に関わってきた両国の人々の喜びと期待はひとしおです。来年の新空港オープンに向け、日本からの直行便が新空港へ一番乗りできる事を心より祈る毎日であります。
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蒲田女子高校 有竹祭

先日ジョンフリッツ大使が表敬訪問させていただきました、大田区萩中にある蒲田女子高校の学園祭『有竹祭』が9月25〜26日に開催されました。

変化の激しいこの時代を生き抜いていける人間形成をスクールモットーとし、CGなどを含め多方向へ広がりを見せているデザイン分野を学ぶクラス、看護や介護など医療分野への認識を高めながら、関係大学進学への拡大をはかる医療クラス、スポーツを中心とし、身体的知識の重要性を学んでいくクラスほか、特徴あるクラス方式を編成しており、その成果は昨今メディアなどを通じ注目されている学校です。

今年の有竹祭には1000人以上の方々が訪問され盛況だったそうですが、フリッツ大使の訪問により、ミクロネシア連邦に興味を持たれた有志の生徒さんが、研究発表をして下さいました。短い準備期間にもかかわらずミクロネシア連邦の情報や歴史をまとめたパネルを作り、大統領の写真や民芸品などと共に展示して下さいました。

戦前においては長期に渡り日本と近しい関係にあった為、祖父さま・お祖母さまの年代の方に、「トラック島(現・チューク州)」と言うと、多くの方々がご存知だったそうですが、フリッツ大使もチューク州出身の日系人であります。祖父は藤沢出身の日本人で、あまり知られていませんがトシオナカヤマ初代大統領もエマニュエルモリ現大統領も日系人です。5人に一人は日系人という、実は世界で一番多く日系人が住んでいる親日家の国なのであります。

昨今の流動的な世界情勢もあり、希薄になりつつある両国の関係において、このような機会をいただけた事を感謝しますと同時に、ここにまた新たな国際交流の芽が育ってくれることを心より祈っております。

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成田空港にてコスラエダンス

いつもミクロネシア連邦を応援して下さっているボランティアの内山价充さんのご助力により、成田空港の活性化を計る『オアシスプロジェクト』の一環として、出発ロビーにいらっしゃるお客様に、ミクロネシア連邦コスラエ州のダンスパフォーマンスと、ミクロネシア連邦の情報ならびに、国起こしレインボーネシアプロジェクトを知っていただく機会をいただきまた。 コスラエ州はミクロネシア連邦4州のうちのひとつで、人口は約7千人と一番少ない地域でありますが、固有の言語や文化を有しています。あまり知られていませんが中でも、数世紀以前に建てられた建造物であるレル遺跡は、質素で純朴な現在の島からすると、想像し難いほど緻密な構造と規模であり、周りの緑とたまに行き交う島の人々の背景の中に、自然に溶け込んでいます。美しく豊かな海と目に眩しい緑の木々や草花、そして島のあちこちから聞こえてくる、素晴らしい歌声によるハーモニー、調和を重んじ、笑顔を絶やさない穏やかな人々の暮らすこの島は、訪れた人をいつの間にか魅了してしまう、大きな力を持っているようです。 ミクロネシア連邦全体に言える事ですが、コスラエにも日系人が多く存在しており、日本名を持つ人によく出会います。人間以外でも日本に関連するものは色々残っており、特産物の一つコスラエタンジェリンは日本時代、海を超えてやって来た鹿児島みかんが起源と言い伝えられており、味も日本のみかんに酷似しています。 翌日から東京ビックサイトで開催されるJATA(世界旅行博覧会)でのパフォーマンスを控えてたこのチームは、コスラエ現地からの招聘は、航空運賃や乗り換え時のグアム滞在費など、資金面での問題が大きかった為、コスラエ観光局の計らいにより、グアム在住のコスラエ出身者8名で構成されました。伝統的なダンスに加え多様なダンスを観る機会の多い、グアム在住者ならではの創作性が融合して、素晴らしいパフォーマンスとなりました。棒使いの演目が主でしたが、リズミカルで時に激しく床を叩く音は空港ロビーに響き渡り、太い棒が次々と折れるなど、気迫に満ちたパフォーマンスに、出発を待つ多くの人々がぞくぞくと集まり、大きな拍手をいただきました。パフォーマンス終了後は希望される方に、ダンシングチームとの写真撮影のサービスタイムがありましたが、次々と申し込まれる方が殺到し盛況な時間が流れました。お客様は異文化との緊張を楽しみながらダンサー達とポーズを決めていました。成田空港オアシスプロジェクトの方々に準備していただいたデスクでは、ミクロネシア連邦のパンフレットや、有志で構成されたNGOレインボーネシアの国おこしプロジェクトも紹介させていただき、多くの関心をいただきました。 今のところグアムで何時間も待って乗り換えないとたどり着けない、近くて遠い国ミクロネシア連邦ですが、来年度のチャーター直行第一便の実現に向け、このような素晴らしい企画にお招き頂きました事を、こころより感謝致しております。

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藤沢市の大津様と山口様ご来館

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藤沢市経営企画部環境都市政策課の参事、大津邦彦様と課長補佐の山口剛様が大使を表敬されました。 藤沢市は今年市制施行70周年を迎え、その記念事業の一環として11月にイベントを企画されています。 そのお知らせにお越しくださいました。藤沢市制施行70周年、誠におめでとうございます。

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